環境への取り組み

昨今の地球環境を取り巻く状況の変化に鑑みて、今般、地球環境に対する企業の社会的責任を再認識しこの取組みを強化していくことといたしました。
今後も本投資法人の価値向上を図りつつ、身近な環境への配慮を続けることにより、環境負担低減へ貢献することを目指します。
ここで、具体的な本投資法人におけるキャナルシティ博多の環境活動をご紹介いたします。

「環境に対するキャナルシティ博多の取り組み」

キャナルシティ博多は環境に優しい施設づくりを目指して、緑化、リサイクル、省エネ・省資源に積極的に取り組んでいます。

〔緑化への取り組み〕

モール部分・壁面緑化

ヘデラカナリエンシスをはじめヘデラ類を数種植栽した壁面緑化です。オープン当初から景観を維持するため、長尺物(栽培過程でツルを長く伸ばし栽培した物)を使用しており、壁側面に受ける反射熱を軽減しています。また、風にゆれる植物の姿、葉と葉の間にこぼれるやさしい光は訪れる来場者の視覚に緑のやさしさを感じさせています。

ワシントンホテル棟 屋上緑化(一部)

緑化資材には出来るだけ、リサイクル品を利用しエコロジーに心がけています。土壌は火力発電所から排出される石炭灰(産業副産物)を混入させた人工土壌を使用し、貯水排水マットは衣料廃棄物や縫製裁断クズ、使用済みペットボトル、廃プラスチックを利用した100%リサイクルの環境共生資材を使用しています。植栽されている植物はヤブラン、フイリヤブラン、オタフクナンテンで比較的低コストで、維持管理が出来る植物を選択しています。また、管理導線部分は遮熱塗料で塗装を行い、建物への熱伝導を軽減させ光熱費削減を試みています。

〔リサイクルへの取り組み〕

中水プラント(厨房排水の再利用システム)

キャナルシティ博多の飲食店ででる厨房排水は、中水プラントに集められ中水として処理されたのち、館内のトイレの洗浄水として再利用されています。
従来、中水プラントでは化学薬品による処理が行われていましたが、キャナルシティでは食物連鎖作用を利用した、バイオ処理方法を採用しています。そうすることにより、処理過程で発生する油脂分等の汚泥の発生を最小限にすることができるからです。このような面からも環境に優しいプラントとなっています。

ラーメンスタジアム、豚骨ガラの再生利用

キャナルシティ博多のラーメンスタジアムでは、福岡県リサイクル総合研究センターが推進している豚骨リサイクルの推進協力店として加盟しています。
ここで収集された豚骨ガラは肥料としてリサイクルされ、循環型社会の構築に寄与しています。

〔省資源・省エネへの取り組み〕

運河水濾過システム(雨水の水利用システム)

キャナルシティ博多のシンボルである運河は、親水機能と非常時の消防用水としての機能をもっています。
この運河には常時約1,200トンの水がたくわえられており、この水には省資源の観点から雨水が利用されています。キャナルシティ博多に降った雨水は、まず各棟にある雨水集水槽に集められ、その後雨水貯留水槽に移されます。さらにフィルタ-でごみ等を取り除いた後、ろ過装置によって処理され、銀イオンによる滅菌処理をされたのち、運河の補給水として運河に補給される仕組みになっています。

地下水浄化システム(RO処理システム)

過去に渇水を何度も経験している福岡という都市にとって、水資源は大変貴重な資源です。キャナルシティ博多では、館内の地下水をRO膜(注1)という特殊な膜を使った水処理システムで再生し、館内で1日に使用する水量の約20パ-セントの水を生産しています。
(注1) RO膜 : 非常に細かい穴のあいた膜でその穴を通過できるのは、ほぼ水の分子のみの不純物や有害物質を除去する膜で、海水や泥水からも飲料水の生成が可能。

再生紙の利用

キャナルシティ博多の街内トイレで使用しているトイレットペ-パ-は、PM会社である福岡地所オリジナルで、再生紙100パーセントのリサイクルペ-パ-です。
古紙の有効利用は、森林資源の保護ばかりでなくゴミの減量にも役立ちます。

省電力への取り組み

クリスマスイルミネ-ションなど、季節毎の環境演出においても、消費電力の少ないLEDライトを使用し省電力に努めています。
2008年より、環境省が主催する「地球温暖化防止のためCO2削減/ライトダウンキャンペーン」に参加しています。また、2007年のクリスマス時期に展示したトード・ボーンチェによるインスタレーション「森のシャンデリア」は、電飾を使用しない外照式のオブジェで、前年までのオブジェと比較し約40 パーセントの省電力を実施しています。

夏季の暑気対策

夏季の日射が強い期間には、直射日光があたる導線部分に日除け天幕を設置し、建物が受ける日射による熱負荷を軽減するとともに、ミスト発生装置を設置しその水打ち効果で空間の涼を演出しています。

〔トピックス〕

受賞暦

キャナルシティ博多は日頃の省エネ活動が評価され、2005年2月の省エネ月間に2004年度のエネルギ-管理優良事業所として「九州地方電力利用効率化協議会長賞」を受賞し表彰されました。

キャナルシティ博多は日頃の省エネ活動が評価され2008年2月の省エネ月間に2007年度のエネルギ-管理優良事業所として「九州経済産業局長賞」を受賞し表彰されました。

キャナルシティ博多のスタッフの省エネ活動が評価され2009年2月の省エネ月間に2008年度のエネルギ-管理功績者として「九州経済産業局長賞」を受賞し表彰されました。

キャナルシティ博多は「ふくおか減CO2自慢大作戦2008」において、噴水の省エネ運転の事例が評価され、特別賞(エコアクション賞)を受賞しました。