
平素は福岡リート投資法人に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。ここに本投資法人の第14期(2011年3月1日~2011年8月31日)の決算と運用状況についてご報告させていただきます。
本投資法人は、福岡・九州地域を中心とする優良不動産を不動産投資信託に組み込むことにより国内外の優良投資家の資金を集め、地域の活性化や魅力あふれる街づくりに貢献するという、日本で最初の「地域特化型リート」としてスタートいたしました。2005年6月の上場以来、投資主の皆様、スポンサー各社のご支援によって順調に成長し、安定した業績をあげております。
当期におけるわが国の経済は、2011年3月に発生した東日本大震災の影響により、大きく落ち込んだものの、生産の回復や輸出下げ止まりの傾向が見られる等、全体として緩やかに持ち直しつつあります。しかしながら円高、デフレの影響や、雇用情勢の悪化懸念が残る等、依然として厳しい状況が続いています。本投資法人の主要投資対象エリアである九州地域においても、震災による供給制約の影響が弱まる中で、生産や設備投資にも持ち直しの動きが見られ、全体として回復基調に復していくと考えられますが、雇用・所得情勢はなお厳しい状態にあり、先行きの不透明な状況が続いています。
このような環境の下、本投資法人は投資方針に準拠し、厳選して投資を行うよう努め、2011年3月2日に「キャナルシティ博多・B」を287億円で取得いたしました。既存の物件についても、稼働率の維持向上に注力するとともに、キャナルシティ博多等の主要商業施設においては、引き続き競争力や集客力の強化に努めました。その結果、当期末における本投資法人の保有する全物件の平均稼働率は99.6%となり、当期の営業収益、営業利益、当期純利益とも予想を上回り、1口当たり分配金は16,922円となりました。
2011年9月には旗艦物件のひとつであるキャナルシティ博多の隣接地に、福岡地所株式会社が所有する商業施設イーストビル(第2キャナル)が開業し、キャナルシティ博多のさらなる魅力の向上、新たな経済効果、集客効果が期待されています。本投資法人は引き続き九州経済界をリードする有力スポンサー企業の支援・協力を仰ぎながら、「地域特化型リート」としての強みを発揮し、市場の変化に迅速に対応しつつ、堅実な資産の運用によるポートフォリオの中長期的な安定成長と安定的な収益の確保に努めてまいります。今後とも変わらぬご支援とご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
2011年10月12日
福岡リート投資法人 執行役員
茶木 正安
(Saki Masayasu)