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社会への取り組み(S)

(1)魅力ある職場の実現(資産運用会社)

人材確保・育成戦略

人材の確保にあたっては、外部からの優秀な人材の採用を人材戦略の主軸と位置付け、専門性の高い人材の確保に取り組んでいます。具体的には、採用エージェントやダイレクトリクルーティングサービスを活用し、不動産・金融分野をはじめとする専門人材の採用を推進するとともに、複数の採用エージェントとの連携により、多様なバックグラウンドを有する候補者母集団を形成しています。採用にあたっては、書類選考・面接を通じて、専門性・経験・スキルのマッチングに加え、当社の経営理念への共感や求める人物像との適合性を重視しています。また、中途採用者が早期に活躍できるよう、入社後のオンボーディングプログラムおよびフォロー面談を実施するほか、リファラル採用制度を導入し、社員ネットワークを活用した採用活動を推進しています。
なお、スポンサーである福岡地所グループとの間では、不動産開発・運営・管理等の経験やノウハウを有する人材を出向者として受け入れるとともに、当社社員の同グループへの出向も行い、専門性の向上と組織力の強化を図っています。

人材育成においては、資格取得支援、外部研修・専門研修の受講支援、OJT、本人の適性やキャリア志向を踏まえた人事配置・ジョブローテーション等を通じて、社員一人ひとりの自律的な成長を支援しています。
若手から中堅・ベテランまで多様な人材が、それぞれの経験や強みを活かして活躍できるよう、社員が長期的に能力を発揮できる働きやすい職場環境の整備や福利厚生の充実に取り組んでいます。

研修体系の考え方

当社は、経営理念の実現と福岡リート投資法人の中長期的な成長に向け、社員一人ひとりが自らの可能性を広げ、主体的にキャリアを築いていけるよう、多様な成長機会を提供しています。
研修は、業務上必要となる能力の習得を支援する「基本メニュー」、社員の自己啓発を支援する「専門メニュー」、次世代リーダーを育成する「選抜メニュー」、および全社共通の「共通メニュー」で構成し、役割に応じた学びと本人の意欲に応じた学びの双方を後押ししています。なお、求められる能力は役割・職位に応じて次のとおり整理しています。
●一般職:
社会人としての基礎スキルの習得を通じて、正確性・全体性を備えた業務遂行能力を伸ばす機会を提供します。
●総合職(担当層):
ビジネススキルの向上に加え、主体性やコミュニケーション力、後輩へのアドバイス・育成力を高め、やや高度な課題に対応できる力を伸ばす機会を提供します。
●総合職(管理層・新任管理職):
プレイヤーからマネジャーへのスムーズな移行を支援し、チームマネジメント・業務管理・部下育成等、マネジャーとして力を発揮できる成長機会を提供します。
●総合職(管理層・上位管理職):
評価・育成・組織運営・部下とのコミュニケーションを軸としたリーダーシップを育むとともに、部門マネジメントや経営・事業戦略の立案・実行を担う力を伸ばす機会を提供します。

対象範囲

これらの研修は、雇用形態にかかわらず、当社の全従業員(正社員及び契約社員等を含む)を対象としています。

役割・職位に応じた研修は対象者を設定したうえで実施し、コンプライアンス研修やハラスメント研修、ESG研修等の共通メニューについては全従業員を対象としています。また、自己啓発を目的とする専門メニューについても、全従業員に受講機会を均等に提供し、一人ひとりが自らの意思で学び続けられる環境を整えています。

パフォーマンス評価とフィードバックのプロセス

当社の人事評価制度は、全従業員(正社員及び契約社員等を含む)を対象としており、当社の経営理念の実現に資する人材を育成し、社員一人ひとりの成長を促すことを通じて、福岡リート投資法人の中長期的な成長と投資主価値の向上に貢献することを目指しています。
評価制度は、業務上の成果や目標達成状況を確認する「業績評価」と、当社が期待する行動や役割の発揮状況を確認する「能力評価」を組み合わせた仕組みで運用しており、多面的な視点での評価を実現しています。

業績評価は、所属部門の目標や各自の役割に応じて、年度ごとの個人目標(MBO)を設定し、その達成状況を評価するものです。
能力評価においては、職位ごとに定められた期待される役割・責任や行動・資質に対する能力の発揮状況を評価しています。
個人目標の設定にあたっては、業務上の成果に関する目標に加え、部門間の連携、サステナビリティ・ESGへの取組み、業務品質の向上、人材育成・自己研鑽といった視点も目標項目に組み込んでおり、組織全体のチームワークと社員の能力開発の促進につなげています。

評価プロセスにおいては、半年に一度レビューを実施しています。

●目標設定面談:
期初に所属長と社員との間で目標設定面談を行います。
●中間レビュー:
目標の進捗状況や課題、今後の進め方を確認し、必要に応じて目標や取組内容を見直します。
●期末レビュー:
自己評価および所属長による評価を実施したうえで、評価の妥当性や公平性を確保するため、管理職等による確認・調整を行い、最終評価を決定します。

また、評価結果は処遇判断にとどまらず、社員の専門性向上、能力開発、パフォーマンスおよびモチベーション向上につなげることを重視しています。そのため、所属長から社員に対して、評価結果、今後期待する役割、改善点、強みを活かす方向性等について丁寧にフィードバックを行い、継続的な成長を支援しています。

さらに、社員が中長期的な視点で自律的にキャリアを形成できるよう、キャリア面談を実施しており、所属長との対話を通じて、キャリア希望、伸ばしたい専門性、必要な経験やスキル等を確認する機会を設けています。

人事評価に基づく報酬制度

福岡リート投資法⼈は、資産運⽤を委託する株式会社福岡リアルティでは、全従業員(正社員及び契約社員等を含む)を対象として、「成果」・「プロセス」面からの人事評価制度を導入しています。期初に所属長等の人事考課者との面談等を通じて1年間の目標(MBO)を設定し、その達成度に応じた賞与支給が行われます。半期毎のレビューも実施し組織としての成果を達成するとともに個人の能力発揮を促しています。

人事評価は以下のルールに基づき実施します。

①制度内容の公開
役職職位制度に基づく評価項目、評価基準を全社に開示しています。また個々人に求められる役割や成果、評価結果について本人に対して適切に開示することで、気づきや動機づけにつなげています。

②目標設定面談、評価面談の実施
制度内容の開示とともに、個々人に対しては、期首と期末に面談を行い、本人の考え方と評価者との考え方を話し合い、評価の納得性を高めるとともに、能力開発に役立てています。

③評価者による協議
人事評価は1次評価後に、取締役社長を含めた評価者全員で評価内容について協議を行っています。

以上の手続きに基づき確定した評価結果は、従業員の賞与額に反映しています。

福岡リアルティ 役職員の状況※2026年2月28日現在

社員平均勤続年数

9年2か月

常勤役職員数

53名(男性比率:39.6%、女性比率:60.4%)

有資格者数(正社員、契約社員、非常勤スタッフ及び出向受入社員における延べ人数)

福利厚生

投資口累積投資制度の導入

本資産運用会社の全従業員(正社員及び契約社員等を含む)を対象に本投資法人の投資口を取得することのできる「投資口累積投資制度」を導入しています。本制度の導入により一層全従業員(正社員及び契約社員等を含む)の業績向上に対する意識が高まることが期待され、継続的な本投資法人の成長と投資主価値向上に寄与するものと考えています。
また、本制度を活用する全従業員(正社員及び契約社員等を含む)に対して奨励金を支給しており、全従業員(正社員及び契約社員等を含む)の福利厚生の充実も図っています。

柔軟な働き方の支援

従業員が多様なライフイベントに応じて柔軟に働ける環境づくりを推進するとともに、働きがいの向上と良好な労働環境の形成を支える福利厚生制度を整備しています。

キャリア形成支援

・従業員満足度調査の実施
本資産運用会社では、従業員満足度調査を毎年実施しています。従業員の健康と快適性の維持・向上を図り、従業員にとって働きがいのある会社を目指しています。また社内で随時業務改善提案を募り、従業員から寄せられた意見は、オフィス環境の改善を図る際の参考とし、改善提案の結果については社内フィードバックを行い、改善された案件については表彰を行っております。

・自己申告制度
・キャリア面談(毎年1回のキャリア面談を実施)
・出向制度(スポンサー等への出向)
・契約社員から正社員への登用制度
・各役職層に応じた研修プログラム提供
・資格補助制度(不動産証券化マスター、宅地建物取引士等)※
・語学学習支援
(※)「不動産証券化協会認定マスター(ARES Certified Master)」等業務に関する資格の取得や、業務に関する研修・セミナーへの参加については、会社が一部負担しています。

健康管理・オフィス環境改善

・インフルエンザなどの感染症予防に対する取り組み(インフルエンザ予防接種の実施及び予防接種費用の全額負担)
・健康診断・人間ドック受診の義務付け
・保健師による健康相談会の実施
・申請制による過度な残業の抑制
・スポーツクラブの利用補助
・個室ブース、打ち合わせブース、植栽等設置
・個人ロッカーの設置
・天吊りプロジェクター設置
・OFFICE DE YASAI 導入
・来客用受付パネル導入
・代表電話自動取次システム導入
・生成AIの業務活用開始

  • 個人ロッカーの設置
  • 打ち合わせブース
  • OFFICE DE YASAI

(2)テナントエンゲージメント向上

テナントへの取り組み

本投資法人では、サステナビリティの理解促進のため、毎年テナントに向けた様々な取り組みを行っています。

●テナント従業員研修(スキルアップを目的とした物販向け研修の実施など)
●テナントの安全・安心の向上を目的とした防災訓練
●サステナビリティ・ガイドの配布
●テナント満足度調査実施
●スタッフパーティー(懇親会)開催(キャナルシティ博多)
●ロールプレイングコンテスト九州大会開催で入居テナントのスタッフが全国大会で優勝(キャナルシティ博多)
●従業員休憩室の改装実施(キャナルシティ博多)
●求人支援の実施(キャナルシティ博多、パークプレイス大分)

グリーンリースについて

本投資法人は、テナントへの取り組みとして、グリーンリースを実施しています。
一部のテナントと、グリーンリース(=環境負荷を低減するため協働すること)を盛り込んだ賃貸借契約を締結しています。また、一部の物件においては、テナント満足度調査を実施しており、テナントとのコミュニケーションを図りながら、環境・地域コミュニティへの配慮における理解を促進しています。

(3)福岡・九州の魅力向上や活性化に貢献

地域コミュニティへの取り組み

安心・安全活動

  • パークプレイス大分では、「安全・安心まちづくり協議会」を設置し、関係機関・団体との連携による防犯パトロールを実施

グリーンデイへの参加

  • 資産運用会社役職員が地域清掃活動に積極的に参加(2025年10月16日時点通算336回)

地域イベントへの参加(山笠)

  • 博多祇園山笠追い山(八番山笠上川端通)台上がり(左)代表取締役社長小原千尚

各種イベントの開催

  • 父の日乳しぼり体験(パークプレイス大分)
  • ラジオ体操(木の葉モール橋本)

パークプレイス大分では父の日乳しぼり体験、木の葉モール橋本ではラジオ体操を実施

投資対象エリアへの街づくり・活性化支援

  • 長崎市贈呈式
  • 熊本市贈呈式

企業版ふるさと納税を継続して実施

不動産・金融経済交流会

一般財団法人日本不動産研究所との共催により、2008年より毎年開催しています(2020年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から未開催)。
地元の不動産事業者・金融事業者・行政機関等が参加し、ネットワーク形成及び地域経済の更なる活性化に貢献しています。
不動産証券化協会認定マスターの継続教育講座に指定されています。

公益財団法人九州経済調査協会

株式会社福岡リアルティと公益財団法人九州経済調査協会は「九州経済に関するマクロ分析調査協力」の覚書を締結しており、福岡・九州経済の現状及び課題に関する情報を共有することを通じ、福岡・九州経済の活性化の取り組みを支援しています。また、定期的に福岡・九州の旬な話題をテーマに勉強会を開催しています。

その他の活動

•IR九州部会
2025年で15年目となるIR九州部会は、一般社団法人日本IR協議会との共催で発足しました。福岡・九州企業のIR担当者とともに最新のIRの潮流を学び、企業間のネットワーク構築の場として活用しています。

  • ※講師に関する情報はIR九州部会開催時の情報です。

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